QIとはQuality Indicator = 診療の質を表す指標のことです。
当院では主たる慢性疾患に対して、治療効果の目標値を設定し、その目標値の達成割合をQIとして毎月算出し公開しています。
目標値は国内の公的な診療学会が提唱するガイドラインに基づきます。
*2022年3月の東京ビジネスクリニックグループ全院における診療データです。
日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)に基づき、当院では高血圧症の目標値を130/85mmHg以下と設定しています。
当院に通院治療中の患者256人において、この高血圧症の目標値を達成している割合は、2022年3月時点で34.0%です。
日本動脈硬化学会による動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017に基づき、当院では悪玉コレステロール(LDL)の目標値を140mg/dl以下、中性脂肪(TG)の目標値を150mmHg以下と設定しています。
当院に通院治療中の患者33人において、この悪玉コレステロール(LDL)と中性脂肪(TG)の目標値を達成している割合は、2022年3月時点でそれぞれ45.5%と60.0%です。
日本糖尿病学会の糖尿病診療ガイドライン2019に基づき、当院では糖尿病の治療効果判定として、HbA1cの目標値を6.5%以下、空腹時血糖値を100mg/dl以下と設定しています。
当院に通院治療中の患者8人において、この糖尿病の目標値を達成している割合は、2022年3月時点で62.5%です。
日本痛風・尿酸拡散学会による高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン2019に基づき、当院では高尿酸血症の治療効果判定として、尿酸値の目標値を7.0mg/dl以下と設定しています。
当院に通院治療中の患者34人において、この高尿酸血症の目標値を達成している割合は、2022年3月時点で47.1%です。
1204件
165件